警察庁は2011年2月17日、2010年全期におけるサイトに関連した
事件などの検挙状況について発表した。それによると2010年における出会い系サイトの
事件検挙件数は1025件と前年同期比で-178件、被害にあった児童は254人で
前年同期比-199人と、明らかに減少する傾向を見せている。
一方で出会い系サイト以外の家出サイトでは、検挙件数は1541件(+194件)、
被害児童数は1239人(+103人)と増加する状況にある。警察庁側では引き続き
問題のある出会い系サイト事業者に対する取り締まりを強化すると共に、
出会い系サイト以外のサイト事業者に対し各種緊急対策案を発表すると共に、
関係団体などと連携して対策推進を行うとしている
・各種規制の強化などで、出会い系サイトを対象とした児童周りの問題は減少傾向にある(青系統)
・出会い系サイト以外の児童周りの問題は増加の一途をたどっている(赤系統)
特に出会い系サイトについては、2008年の「出会い系サイト規制法」の改正で
事業者の届け出制を強化すると共に、各種フィルタリングの強化が功を奏している。
逆に非出会い系サイト絡みでは計測を始めた2008年以降増加を続けている。
いくつか理由はあるが、主なものを挙げると
・普通のソーシャルメディアなどコミュニティ系のサービスなのでフィルタ対象になりにくい
・業界団体の「健全認定」を受けたサイトでも状況は発生しうる(実行者の手口の巧妙化)
・「健全認定」を受けたところも含め、ソーシャルメディアなどの利用者数そのものが増加している
などがある。